かつてワーカホリックだった私が、人類の異常な仕事愛にブチ切れる話(オカダ瞳さん #3)

どもこんにちは。オカダです。
𝐁𝐢𝐫𝐭𝐡 𝐫𝐢𝐧𝐠®」というジュエリーブランドを運営しながら
5歳と2歳の子供を育てている、42歳の主婦です。

この連載では、ごく普通の主婦である私の人生における
愛の苦悩を紐解いておりますが、今回のテーマは「仕事」です。

仕事って愛なの…??と思われるかもしれないですが、
いや、愛ですよね!!!
私はめちゃ仕事を愛してきたし、今も愛してます♡

私のキャリアは、一応大学時代のアルバイトから始まりますが、
当時の労働はひたすらツラさに耐えるばかりでした…。

仕事を「楽しい」と思うようになったのは
企業に就職してからです。

新卒で某玩具メーカーのIT系子会社に入社したのですが、
自分の裁量で仕事を進められることが想像以上に面白かったし、
職務でしかできない経験の1つ1つや
学生時代とはまるで違う、幅広いジャンルの方々との関わりも新鮮でした。

そして何といっても「貢献感」があるんですよね、仕事って。
頑張って成果を出せば、会社にも喜ばれ、取引先にも喜ばれ、お客様にも喜ばれる。

それまで「学生」という肩書しか持たなかった自分にとっては、
会社という組織に適応する事で
初めて「自立した人間」として社会に居場所を確保できたように感じました。

しかし、会社員生活が長くなると、
だんだんと大変なことも増えていくんですよね…。

ストレスや過労から心身に不調をきたしたり、
妊娠や育児で仕事にフルコミットできなくなったり、
組織内で業火のごとく焚きつけられる昇進争いに疲弊したり…。
中堅を過ぎてからは、辛いことの方が正直多かった気がします。

そんな状況でも、不思議なことに「仕事」自体は好きだったんですよね~。
狂っているとしか思えないですが、
この「感情と分離可能」という特性が、仕事の良いところでもありますよね。
仕事に没頭していると、他の課題は全部忘れられますから。

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