フォトエッセイなんて意識したことはないけれど、今回、初めて挑戦します。よければ好きなお酒とご一緒に写真だけでも楽しんでくださいませ。
さあ、ときめきの日本酒の世界へようこそ。
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突然ですが、こんな日本酒を見たことはありますか?
ピンクカラーのスパークリング。
広島県は呉市にある相原酒蔵さんの『雨後の月 微紅』。
蔵を代表する酒『雨後の月』は、「雨あがりの空に、冴え冴えと光り輝く月が周りを明るく照らす」そんなお酒であることを願っての命名だとか。
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はたまた、太陽や地球、月をイメージしたワイン樽熟成日本酒『ORBIA』シリーズ。
「日本酒を世界酒」にというテーマを掲げる新進気鋭のメーカー・WAKAZEさんの手によるものだ。
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思わず「ジャケ買い」してしまいたくなるような遊び心満載のパッケージもある。
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かと思えば、セクシーさにどきどきしてしまうような夏酒も。
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さまざまなお米を用いたことが由来の『ロイヤルストレートフラッシュ』。わたしはゲームのルールはよく知らないが、このお酒を飲めば勝てるかもしれない。(根拠はない)
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日本酒の世界でもハロウィーンは一大イベントになっている。大人だって「トリック・オア・トリート!」と叫びたい。
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デザートには、ベリーソースと好きな日本酒をかけていただく酒粕ジェラートを。甘〜い日本酒でどっぷり甘めにいただくのもいいし、はたまた渋めの熟成酒でビターさを加えるのもまた一興。
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こんな風にわたしが日本酒の「フルコース」を楽しめるようになるまでには、長い長い物語があった。物語の始まりは、学生時代を過ごした仙台だ。