たりたり。(ふつうエッセイ #655)

Wordで文章を書いていると、ちょっとした言葉遣いに「指摘」を受けることがある。

「ご飯を食べたり、飲みに行くのだ。」みたいな文章を書いたら、「くのだ」のところに傍線が引かれる。「〜たり」という表現を使うときは、「〜たり、〜たり」と重ねて使えというのだ。

オートコレクトの機能は、わりと一般的になって、スマホでGoogleドキュメントを編集していても、傍線による指摘を受けることがある。そっか、ちょっと意味が通じない文章になっているのか……など、ライター業には大いに役立つものになっている。

しかし、「〜たり、〜たり」はちょっとお節介じゃないかと思ったりする。この「〜たり」もひとつだけしか使っていないが、言外に別の「〜たり」をにおわせているので成立するのだ!なんて強弁したくなる。

でも、まあMicrosoftなりGoogleなりAppleなり(ほぼGAFAやん)、言っていることはだいたい正しい。

このエッセイは、WordPressのエディターに直接打ち込んでいるから、オートコレクトで訂正されることはない。ちょっと今日は力を使い果たしてしまったので、かなり文章が崩れているという自覚がある。オートコレクトがあったら、バシバシ訂正してくれるのだろうけれど、まあ、今日は適当に打ち込むくらいがちょうど良い。

「読みづらいなあ」なんて思われるかもしれないけれど、1日くらい堪忍してつかぁさい。

いっつも、たりたり苦心しながら文章を書いているのだから、これぐらい「ゆるむ」日があったって、バチは当たらないじゃないかと思ったりするのだ。