呼吸が苦しい。(ふつうエッセイ #608)

食べ過ぎたのか、花粉症の余波なのか、ここ数日、寝る寸前の呼吸が苦しく感じる。実際に、びくびくびくっとなって、起きてしまう。夜の気温も上昇し、寝苦しさもあるのだと思う。いずれにせよ普段は感じない「苦しさ」で、なんとも言えない不快感を味わっている。

睡眠時無呼吸症候群、という言葉が一般的に知られるようになったのは、いつだったか。高校生のときだったような気がする。僕はずっと口呼吸だった人間で、10代のときから睡眠が浅かった。ブリーズライトが売れ出したのも同じタイミングだったと思う。僕はあまり使わなかったけれど、「めちゃ効果があった!」という人と、「あまり効果がない」という人がいるから、体質や症状の重さによっても変わるんだろう。当たり前だけど、苦しい思いが続くのであれば、専門医の診断を受けた方が良い。

でも、こうして文章を書きながら考えてみると、GWが終わっちゃうことによる「焦り」もあるんだろうなと思う。GWに仕事をして、遅れを取り戻そうとしていたけれど、4日くらいからペースが落ちてきて、芳しい結果になっていない。ああ、まずいなあ……と思いながら、ここ数日を過ごしていて、それは呼吸の苦しさを感じた日数とぴたりと一致しているというわけだ。

ちくしょー、苦しいなあ。

早く、この負のループから抜け出したい。