【人生編】I am(Saori Hagaさん #4)

大学で福祉学を専攻すると、似た境遇の家族や兄弟のいる仲間と出会うことができ、私は心から親友や友人と呼べる人たちができました。

勉強はとても楽しくて、教授から優秀な学生だと言われるようになりました。

親友や友人という存在ができたこと、
学校に通うことができたこと、

大学は私にとって、大きな変化の4年間になりました。 

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社会人になり、仕事柄体力が必要になりましたが、私は運動をした経験がほぼありませんでした。
明け方から夜中まで働く日々、体調を崩し迷惑をかけてしまったこともありました。

ちょうどその頃始めたのが、
運動編】に書いたランニングです。

自分に体力をつけなければ、働くことを続けられず、やりたいことができない。
そんな目的で始めましたが、今では身体づくりの趣味になっています。

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そして昨年2021年 8月、子供の頃に「介護」を通じて持った疑問の解決策を1つ出し、
自分自身にほっと安心をすることができました。

そのタイミングで、子供の頃を振り返り、自分自身に目が向き、
何ひとつまともにできないと考えていた私が、
できることを見つけて、コツコツとやり続けて、「できない」が「できる」に変わっていき、その過程で親友や、友人や、仲間がたくさん増えていました。

私は、自身の根底に「私は、ただ私で居たらいいんだ」という考えを持つことができました。

私はこれからも、私で居ることを大切に、
ライフワークである「新しいテクノロジーで持続可能で魅力のある介護を実現する」仕事をしながら、
「心地よい巡りを生む歌を歌い届ける」活動を継続して、私自身が心地よく身体をほぐし、その良い感覚の巡りを生みたい。
この2つを叶え続けていくため「日々のランニングで心身を調整」し続けたいと思います。

そして私は私がしてきた経験を、大切な人やことに還元し続けていきたいです。

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