「ありがとう」と「ごめんなさい」は、どんな言葉よりも、その人の在り方や在り様を決めると思っている。
感謝の気持ちを強要したいわけではないけれど、然るべきときに「ありがとう」を口にできる人は、やはり素晴らしい人だ。
そんなことを書いている僕も、「ありがとう」を言うのは苦手で。つい忘れてしまうこともあり、後から後悔することも多い。
なんで、あのとき、ちゃんと御礼を言えなかったんだろう。
という具合に。
ちゃんと、然るべきときに、心からの感謝の言葉を言えるようになりたい。
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「ごめんなさい」も同様だ。
やはり、その言葉を求めるわけではないけれど、自分に非があったとするなら、誠意をもって「ごめんなさい」を相手に伝えるべきだ。
その「ごめんなさい」は、
ごめんなさい!
でも、
ごめんなさい〜
でも、ない。
ごめんなさい……
と表現する必要もなく、
ごめんなさいw
は、言語道断だ。
テクニックのように、相手の心証の悪化をどれだけ食い止められるか、を考えるべきではない。「ごめんなさい」は、「ごめんなさい」であり、それ以上でも以下でもない。
感謝の言葉と同様に、いやそれ以上に、謝罪の言葉を口にする機会を逸しているように思う。若気の至りとか、そういう問題ではない。今からでも謝罪を言うべき人には、ちゃんと言わないといけないと思う。
そういう思いは、ここ数年で、どんどん強くなっている。
後悔しないように、「ありがとう」と「ごめんなさい」を、きちんと言えるようにしよう。