【仕事編】新しいテクノロジーで持続可能で魅力のある介護を実現する(Saori Hagaさん #1)

社会人13年目、今私はFuture Care Lab in Japanで、介護に関わるテクノロジー開発や実証評価の責任者をしています。日本の介護業界は、高齢者の数に対して働き手の数が圧倒的に不足していて、2040年には69万人の介護職員が不足することが予測されています。

その日本の介護人材の需給ギャップを、テクノロジーの活用によって少しでも解消していきたい。 

そして、私の家族のような思いをする人を一人でも減らしていけるように、
「新しいテクノロジーで持続可能で魅力ある介護を実現する」ということを仕事の志としています。

そして私は、「もっとお風呂が入りやすくなったらいいのに……」という子供のころに持った疑問を、30年後の、昨年2021年8月入りやすい改良を加えたお風呂を世の中にリリースすることで解決策の1つを出すことができました。社会人になってから初めて、自分自身が働いてきたことに少し安心することができました。

参考 Future Care Lab in JapanFuture Care Lab in Japan

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想いを持ってやりたいことがあること、それを叶えられることは羨ましいと言ってもらうことがよくあります。確かに、特に社会人になってからのいくつかのターニングポイントでは、奇跡的に誰かが見ていてくれ、手を差し伸べてくれることが多く、心から運がよく、恵まれていると思います。

これからも、志を果たすことを目指して、今までの経験のどれも愛情を持って大切にして、歩み続けていきたいです。

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