値段の3倍は、価値や効能が3倍とは限らない(ふつうエッセイ #220)

面白いnoteを読みました。

ボールペンはPILOTの「ジュースアップ」という商品を使っています。かれこれ、5年くらい。

こちらで紹介されているボールペンも、いちど試してみたいです。

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このnoteでも軽く言及されていますが、値段の3倍は、価値や効能が3倍とは限りません。

値段が3倍で、1%くらい快適になるということもあります。

1%くらい快適になるのであれば「10倍の値段を払うよ」という人もいるでしょう。お金が不思議なのか、価値や効能への感じ方が不思議なのか、どちらもなのか。

分かりやすいのは、ファッションです。

新品のTシャツを買うとして、ユニクロだったら1,000円以内で買えます。ですが、世の中には1万円を超えるTシャツがたくさんあります。場合によっては、サラリーマンの月給と同額であることもあります。

僕の場合、Tシャツは、裸よりマシだから着るもの。たまにライブや美術展に行くと「応援」の意味もこめて3,000〜4,000円のTシャツを買うことはありますが、せいぜい、そんなものです。

ですが、世の中には、「このTシャツじゃないとダメなんだ!」という価値観を持った人がたくさんいます。確かに良いTシャツは、大切に着続けることで長持ちしますので、環境にも優しい。そういった付加価値が近年に顕在化しましたが、そうでない付加価値による高価格帯Tシャツの方がマジョリティだと思います。

「着る」という機能だけで見たら、着心地が多少変わるくらいで、ほとんど同じでしょう。ですが「このTシャツじゃないとダメなんだ!」という人にとって、Tシャツは気分を高揚させる効果を持ちます。それを否定するのは野暮でしょう。

値段の3倍は、価値が3倍とは限らない。

その真理の正体を、いつか突き止めてみたいものです。