早起きは三文の徳(ふつうエッセイ #539)

諸事情あり、今日は朝5時半に起き、息子たちとともに6時台の電車に乗って移動した。

起き抜けのふたりは眠そうで、多少の罪悪感を抱いたものの、朝の空気は澄み、そして電車はとても空いていた。

目的地まで少し早く着きそうだったので、駅のそばの蕎麦屋さん(だじゃれ)で、朝そばを食らう。空腹の胃腸に、蕎麦の出汁が沁みて美味かった。

日中は少し微睡んだけれど、1日は長く、充実感があった。

早起きは三文の徳とは使い古された言葉だけど、遅く起きるよりも、ずっと満たされたまま今日という日を過ごすことができた。

何をするか(結果)、あるいは、どう生きるか(プロセス)。

つくづく僕は、後者の生き方に達成感を抱くのだなと感じるのである。