お腹空いちゃったな。(ふつうエッセイ #508)

食事の予定時間より、かなり前に「あれ、お腹空いちゃったな」と思うことがある。僕はあまり間食をとらないタイプなので、空腹をしのぐ手段がとれずに、その都度悩んでしまう。

食事をとれていなかったら自業自得なのだが、「しっかり食事をとったのにな……」ということも少なくない。

困るのは、空腹を自覚すると、途端に集中力まで減退することだ。というか、集中して作業にあたっているときは、空腹を感じることがない。ということは、集中力を欠いたときに、合図をするかのように空腹のサインが出るのだろうか。

空腹時の選択は、ふたつだ。

食べるか、食べないか。

そりゃそうだろうということだけど、問題は、空腹を満たしたからといって、身体が満たされた状態にはならないということだ。前述の通り、集中力は欠いたままなのである。だから、集中力を取り戻さない限り、ぼんやりとした空腹を感じたままになってしまうのである。(それを解決しようと、お腹いっぱい食べると……どうなるかは想像の通りである)

これまで駄文を記したけれど、「とりあえず緊急のタスク」を自らに課すのはどうだろう。

あと1時間で提出しないと!と思い込んだ上で、作業に没頭する。没頭するには集中力も伴うので、空腹も忘れられるだろう。自分を騙せるかどうか、が肝のようだ。

色々、書いてしまった。

どれも見当違いのような気がしてならない。

ちなみに僕は、これまでも「空腹」に関するエッセイを2本も書いていることに気が付いた。

わたし……お腹……空き過ぎじゃないか……。