飾りつけを外すタイミング(ふつうエッセイ #507)

先日、長男の誕生日だったので、当日はちょっとした飾りつけを配した。

毎回イベントのたびに思うのだけど、飾りつけはいつ外せば良いのだろうか。「Happy Birthday!」と書いてある風船は、だんだんと萎んでいく。だから「もう萎んじゃったね。バイバイしようか」と言えるのだけど、窓辺に飾っている輪っか飾りは、基本的に不死身である。

当日お祝いして、翌日外すのも、なんかお祝いムードに水を差すような気がして……。なんだかんだ、2週間くらいは、そのまま飾りをつけっぱなしにすることが多い。

でも、書いていて気付いたけれど、非日常感を演出しようとしたのに、それを長々と続けてしまうと、非日常は日常と化してしまう。それはそれで、特別感が薄れてしまうので、やはりサッサと外すのが正解な気もするのだ。

でもなあ……

しばらくは「僕、○歳になったよ!」と周囲に言っているわけで。だから、少なくとも年齢を吹聴して回っている間は、飾りつけは残しておいた方が良い気もする。

ちなみに、誕生日に買ったおもちゃは、もう日常に馴染んでいる。だいぶ前からそこにあったかのように、激しく使用され続けている。良いことだ。

何事も、タイミングが大事。

タイミングしか大事じゃない……とは言わないけれど、良きタイミングを図りながら、2023年は何事も前向きに臨んでいければと思う。(新年の抱負というわけではありません)