浪漫と算盤。
社会的な意義を達成する「浪漫」と、持続的な経営のために利益を出す「算盤」の両輪を達成するのが大事。渋沢栄一が提唱した「論語と算盤」をもじった言葉だ。
布田さんは、自分自身の強みとして「算盤」の素質があることを把握している。様々なプロジェクトを経験する中で、他人から頼られる能力が「算盤」の部分なのだろう。
一方で、「浪漫」へと、思い切り足を踏み出せるのも布田さんの強みだ。「しんどそうだけど、これ、オモロいよね」という、ノリの良さ。手元のカードを自在に組み合わせながら「コンボ」を狙っていく。しかも楽しそうに。
布田さんがこれから生み出していくだろう、美しい経済のナガレ。いつもニコニコしていて、周りを明るくする布田さんだからこそ実現できると、筆者は感じた。
参考 GOZENGOZEN(Photo by Momoko Osawa)
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