【付かず離れずの親友】日本酒(小波季世さん #2)

甘酸っぱい出会いのはじまり

お酒といえば基本的に日本酒なわたし。初めて出会った日本酒は一ノ蔵のスパークリング日本酒『すず音』。甘酸っぱくシュワシュワとした飲みやすいお酒だ。

学生時代、アルバイトをしていた老舗の料理屋でこのお酒をサーブした回数は数え切れない。昔ながらのお得意様には「まぁ、君も一杯やろう」とありがたくもお裾分けを頂戴することもあった。

初めて飲むお客様の反応もいつも楽しみだった。

「スパークリング?こんな日本酒があるんだ!」
「すごく美味しい!もう一本もらえる?」

そんなお客様の声と笑顔がうれしかった。「『すず音』=笑顔」の方程式は今もわたしの中に刻まれている。

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