ラブホテルにバイキングがあったら(ふつうエッセイ #36)

オードリーのオールナイトニッポンを聴いていたら「ラブホテルにバイキングが〜」といったやり取りが聴こえてきた。仕事をしながら聴いていたので大意は不明だが、ラブホテルとバイキングという「隣り合わない組み合わせ」を新鮮に感じた。

確かにラブホテルは、カップルのみで完結する世界だ。そこに第三者は介在しない。従業員はなるべく存在を消し、二人の情事を(密やかに)支えないといけない。

他に、ラブホテルと「隣り合わない組み合わせ」はあるだろうか。

大浴場やサウナも非現実だ。だけど、あったらあったで重宝しそう。最低2回は行きたい。ついでにマッサージもつけよう。

ラブホテル宿泊のバスツアーとかもなさそうだ。近くの乗客カップルが、ツアー後にラブホテルに宿泊すると考えるとドキドキする。

ラブホテル内イベントとして阿波踊りはしないだろうな。地方のお祭りを持ち込んで、お客さんがエイヤコラサと踊りまくる。観るだけでなく、自分も踊ってしまおう。最高の思い出になりそうな気もする。

久しくラブホテルの門をくぐっていないし、しばらく行く予定もないのだけど、ラブホテルのことを考えると何だかドキドキしてしまいますね。この共通イメージらしきものは、どこに由来しているのだろうか。考えてみると面白い、ラブホテルはそんな身近な存在なのかもしれない。