情報量(ふつうエッセイ #530)

コロナ禍になり、ZOOMでの打ち合わせが普通になっていた。

本当に便利なもので重宝していたし、当時は、これがデフォルトであることを願っていた。

だけど対面会議も少しずつ増えていく中で、ZOOMでの打ち合わせを億劫に感じている自分に気付いてきた。対面会議よりも遥かに楽なのだけど、オンラインで得られる情報に限界があり、結局打ち合わせの後が大変になるのだ。

もはやリモートワークでない働き方は考えられないし、たぶんもっと上手く進めていく方法はあるのだけど。でも、やっぱり顔を突き合わせることでしか得られないものは確かにあって。

打ち合わせの「ふつう」とは、なかなか定義するのは難しい。オンラインかオフライン、かっちり分けるのはそもそもナンセンスだとは思うのだけど。

引き続きオンラインの流れは続くとは思う。その中で、僕がどんな手段を選ぶのか、「ふつう」だと感じるのか。しばらく、試行錯誤は続くだろうと思うのだ。