足のむくみ(ふつうエッセイ #672)

30代後半になり、それまで感じてこなかった不調が身体に現れるようになった。

例えば頭痛。雨が降る前日など、気圧の影響によってミシミシと頭が痛むようになった。最初は「疲れてるのかな」とか「コーヒー飲んでなかったっけ?」とか思っていたが、どうやら気圧の影響である。

僕が社会人になりたての頃、気圧の変化に敏感な同僚がいた。そのときは全く共感できず、「ふん、そんなもんかな」なんて思っていたけれど、額をすり潰すくらい土下座したいと思う。まじで、気圧の影響は凄まじい。仕事なんて一切手がつかなくなりますね。

同じように、ここ数年は足がむくむようになった。定期的に走らなくなったことも影響していると思うが、息子とともにあれやこれやと連れ回されるようになり(ネガティブな表現だが、とりあえず「連れ回される」で今回は通したい)、気付けば足がガチガチに腫れているような感じになっている。

昔からマッサージ要らずの人間だったが、「ああ、こういうときにマッサージって必要なのね」と思わされるようになった。といって、なかなかマッサージに足を運ぶようなマメさはなく、足のむくみをとことん放置しているのが現状なのだが。

昔は何も感じていなかったけど、今は感じるようになった。そしてこれから感じることになるであろう様々な物事よ。

それもまた芸の肥やしになるのかもしれないが、ひとつくらいは「この歳になって、この感覚得られたのはラッキーだわあ」みたいなものも欲しい。

いやもちろん幸せなんだよ。幸せなんだけどさ、ほら、幸せって快楽とは別なものでしょう?おなじだっけ?