タッチパネルで買い物(ふつうエッセイ #590)

最近、スーパーや飲食店で決済するとき、タッチパネルを使用する機会が増えた。タッチパネル化の動き自体は賛成も反対もないけれど、事実としてセブンイレブン以外は踏まなければいけないフローが多く、改善を期待したいなと感じている。

セブンイレブンは、レジ打ちしてもらったら複数の選択肢のみが提示される。交通系ICカードなのか、nanacoなのか、クレジットカードなのか、現金なのか。それをタッチさえすれば、該当の手段で支払いをすれば良い。極めてシンプルな構造だ。

一方で、某牛丼チェーン店はなかなか煩雑だ。というかまず、「牛丼並盛り」を選ぶまで時間がかかる。店内なのか弁当なのかは許容できるけれど、一番人気のはずのメニューを選ぶまで、かなりの工程が発生するのだ。定食なのか丼ものなのか、並盛りなのか大盛りなのか、サラダセットをつけるのか……。それでいて、複数の決済手段だったり、dポイントがどうのこうのというフローも出てくる。

少し前は、「牛丼並盛りでお願いします」と言えば、それで済んだはずだ。人差し指を忙しなく動かすたびに、そんな感慨に耽ってしまう。

2016年、完全無人のデジタル店舗「Amazon Go」が発表された。商品を手に取り、そのまま出口まで通過すれば自動的に決済が行なわれるという仕組みだ。まだまだ自動化がデフォルトになるような気配はないけれど、遅かれ早かれ、そういったムードになっていくのだろう。

僕は小売店で働く方々のきびきびとしたレジ打ちを見るのが好きだ。だからちょっと寂しい気もする。近所の某スーパーマーケットの元気な感じ、あれはAIには絶対に代替できない。(ちなみに欧米に旅行し、レジ打ちの人が座りながら適当にピッピとやっている姿も嫌いではない)

結局、今日のエッセイは良い感じの着地を見失ってしまった。仕掛かりの案件も、良い感じで着地しますように!(なんてね。周りの方々が優しくて、どのプロジェクトも心地よい着地を実現いただいています。「におわせ」ではないので、悪しからず)