面白いnoteを読みました。
ボールペンはPILOTの「ジュースアップ」という商品を使っています。かれこれ、5年くらい。
こちらで紹介されているボールペンも、いちど試してみたいです。
*
このnoteでも軽く言及されていますが、値段の3倍は、価値や効能が3倍とは限りません。
値段が3倍で、1%くらい快適になるということもあります。
1%くらい快適になるのであれば「10倍の値段を払うよ」という人もいるでしょう。お金が不思議なのか、価値や効能への感じ方が不思議なのか、どちらもなのか。
分かりやすいのは、ファッションです。
新品のTシャツを買うとして、ユニクロだったら1,000円以内で買えます。ですが、世の中には1万円を超えるTシャツがたくさんあります。場合によっては、サラリーマンの月給と同額であることもあります。
僕の場合、Tシャツは、裸よりマシだから着るもの。たまにライブや美術展に行くと「応援」の意味もこめて3,000〜4,000円のTシャツを買うことはありますが、せいぜい、そんなものです。
ですが、世の中には、「このTシャツじゃないとダメなんだ!」という価値観を持った人がたくさんいます。確かに良いTシャツは、大切に着続けることで長持ちしますので、環境にも優しい。そういった付加価値が近年に顕在化しましたが、そうでない付加価値による高価格帯Tシャツの方がマジョリティだと思います。
「着る」という機能だけで見たら、着心地が多少変わるくらいで、ほとんど同じでしょう。ですが「このTシャツじゃないとダメなんだ!」という人にとって、Tシャツは気分を高揚させる効果を持ちます。それを否定するのは野暮でしょう。
値段の3倍は、価値が3倍とは限らない。
その真理の正体を、いつか突き止めてみたいものです。