【Vocal編】「心地良い巡りを生む歌」を歌い届ける(Saori Hagaさん #2)

私は、中学生の頃から約25年、バンドのボーカルとして、歌を歌うことをライフワークとして続けています。

バンドのメンバーやジャンルは、年齢やタイミングにより変わってきましたが、楽器を演奏するメンバーと共に、観客の前で歌うということはずっと続けています。

私にとって歌うことは、とても心地の良いこと。

バンドボーカルの活動は、自然体の自分で仲間と居られる、大切で大好きな時間です。仲間と1つの音楽を創ることは心から楽しいことです。ライブは緊張もしますが、だんだんと力んでいた身体がほぐれていき、歌いながらほっと安心感が生まれます。

聞いてくださる方と生まれる一体感も、演奏する私たちとお互いが感じる心地良さが循環するような感覚で、とても幸せなものです。

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私は音楽好きな父親の影響で、The BeatlesやCarpentersなど、1960年代~70年代のアメリカやイギリスの音楽がいつも流れている家で育ちました。
特に父親が休みの土日やドライブに連れて行ってもらう車中ではずっと流れているので、いつの間にか覚えて口ずさむようになっていました。父親からは何度も「俺はEric Claptonになるんだ」と聞かされていて、子供の頃からBluesのリズムも好きになりました。おかげで学生時代から洋楽に興味があり、中学生の頃から意味が分からないながらに英語で歌を歌っていました。

大学生の頃にはJazzを知り、サークル仲間とさまざまなジャンルの音楽を練習し、ライブ活動を繰り返していました。

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そんな私が今所属しているバンドはJazzのビッグバンドで、約8年間ボーカルとして所属しています。
このバンドは、社会人ビッグバンドサークルで17名のメンバーが所属しています。 ビッグバンドには、サックス・トランペット・トロンボーンといったホーンセクション(管楽器)、ドラム・ベース・ギター・ピアノといったリズムセクションがあり、彼らは演奏で、私は歌で音楽を奏でています。

自身の結婚式では、「ウエディングドレスを着て大好きなビッグバンドメンバーの演奏で歌いたい!」という夢も、メンバーのおかげで叶えることができました。

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