子どもの動き(ふつうエッセイ #34)

緊急事態宣言が明けて、公園を出入りする子どもの数が増えた。

秋は過ごしやすい時期だし、子どもたちも、元気良く公園を駆け回っている。

子どもたちの動きを観察すると、実に良いバランスで動いているのが分かる。

誰もぶつからない、絶妙な距離感を保ちながら、右へ左へ上へ下へ。

なんなんだろう、本能なのかなと思う。きっと彼らは特別な配慮も(もちろん訓練も)していないのだけど、秒単位で、遊具に足をかけるタイミングなどが決められている気がするのだ。

もちろん不意に衝突してしまうこともあるのだろう。

ただ、彼らの脳内アルゴリズムはなかなか上手くできているようだ。とても、興味深い。