いつも混んでいる店(ふつうエッセイ #583)

名前を挙げても差し支えないとは思うが、いちおう伏せておくことにする。

よく行くカフェのすぐそばの店は、いつもレジ前が混雑している。僕はちょっとした事務用品を買いたいのだが、5〜6人待ちするのが嫌で、「まあ、後で良いや」と回避してしまう。実に堪え性がない。

しかし、3月中旬に「買いたい」と思ったものが、1ヶ月経っても買えないのはちょっと困りものだ(並べば買えるんだけど)。

モノによってはDAISOで良いやとなってしまったことも、複数回ある。DAISOはすごい。セルフレジがめちゃくちゃ充実していて、レジ待ちしていてもすぐ自分の番がやってくる。

いつも混んでいる店は、やがて「混んでいる店」というイメージが定着する。それでもその店じゃないとダメだ!という熱い気持ちを持つファンもいるし、「行列店」ということが一種のブランドになることもある。

良し悪しは語れない。語るべきでもない。オチもない。

……オチているのは、僕の忍耐力だけ。いや、他にも何か、大事なものをオトしている気がするなあ。