走って、ストレッチして、懸垂して。(ふつうエッセイ #626)

一昨日、走るのを再開したというエッセイを書いた。

昨日はお休みしたけれど、今日は朝から良い天気。大した距離ではないけれど、ゆっくりと公園を走ることができた。

一昨日よりは、身体が走ることを許容しているような感覚を覚える。自分の身体なんだから許容も何もないじゃないか……と思われるかもしれないが、実感として「走っても良いよ」と言われたような気がしたのだ。

気分が良かったので、そのまま別の公園まで走る。そこには健康遊具(ストレッチベンチ)と高い鉄棒がある。ベンチに身体を委ねて、「んぐぐぐggg……」と言いながら身体を伸ばした。そして鉄棒にぶら下がり、意を決して懸垂を試みる。身体は重く、数回やるだけで腕が痛くなる。5回で断念。高校時代は30回連続でできたんだけどな。

でも、朝から緩くも身体を動かせた。汗もかいた。心地良い疲労感とともに、1日がなめらかにスタートする。しばらく、この生活を続けてみたい。