「ふつう」に愛を語りませんか?
最近、愛について考えたことはありますか?
漠然と愛についてイメージすることはあっても、愛が大切だと分かっていても、愛の正体を突き止めることはできない。輪郭らしきものをなぞることさえ、途方に暮れてしまいます。
求愛だけが愛の表現ではありません。愛憎という言葉がある通り、愛とは善悪(のようなもの)が隣り合わせにある宿命を背負っています。実際のところ、細かな連帯と分断はあちこちで起こっていて。この状況が正常なのか異常なのかさえ、判断がつかなくなっている自分がいました。
何か、妥当性の高い「物差し」で定点観測ができないか。
ふと浮かんだのが、愛でした。
愛を語るには勇気が要ります。愛に向き合うとき、例外なく、自分自身に向き合う必要があるからです。
そんな難しい問いを、信頼する書き手の皆さんに忖度なくぶつけた企画が「#愛を語ってくれませんか?」です。
月替わりで、魅力ある書き手の皆さんに愛を語ってもらいます。
総量としての情緒が少しずつシュリンクしていく時代。愛を重ねていくことは、きっと希望なはず。
その愛が、あなたに届くことを強く願っています。